2025-11-27

C O N T E N T S
- 採用難に直面した老舗企業、止まった現場を動かした一歩
- “現場で見て考える”──HITOTEMA流RPOの真価
- 専門家と共に築く、“仕組みで再現する採用”の未来
採用難採用難に直面した老舗企業、止まった現場を動かした一歩
創業60年を超える福岡県朝倉市の老舗印刷会社。地域に根ざし、焼酎ラベルから神社のチラシまで、地元の文化を支えてきた。しかしその現場では近年、深刻な人手不足が進んでいた。営業部門の高齢化に加え、退職が相次いだことで急な欠員が発生。求人広告や人材紹介エージェントを使っても応募が来ない。たまに来ても、求める人物像とはかけ離れていた。
「応募対応まで社長自らがやる日々でした」と、現場の混乱は限界に達していた。

そんな時、一本のテレアポが転機となった。採用代行サービス「HITOTEMA」を展開する株式会社Re.makeの有村聖也氏からの電話だった。
オンライン打ち合わせで済ませる代行会社も多いが、Re.makeは“現場を見て考える”ことを原則としている。朝倉市の本社を訪れ、社員と顔を合わせ、社長とじっくり話し込む。
その中で、有村氏が感じたのは「求人原稿が企業の個性を伝えきれていない」ことだった。
“現場で見て考える”──HITOTEMA流RPOの真価
Re.makeのHITOTEMA事業部は、RPO(採用代行)を「作業代行」ではなく「戦略的パートナーシップ」と位置づけている。今回のプロジェクトでも、HITOTEMAスタッフが現場に足を運び、“地域密着で働く魅力”を丁寧に言語化した。
営業社員や社長へのインタビューを通じて、「この会社で働くことの意味」を物語として求人原稿に落とし込む。いわば、“求人票ではなく、企業のストーリーを作る”作業だった。さらに、応募者対応をRe.make側が一括代行。応募直後の電話ヒアリングで動機を確認し、求職者の離脱を防ぐ仕組みも整備した。
「応募者は24時間動いている。だから、反応はスピードが命。私たちは“翌日返信”ではなく、“その瞬間に電話する”を徹底しています」と有村氏は語る。

この取り組みは、わずか3か月で大きな成果を上げた。営業経験者の採用に成功し、応募数は従来の3倍に。面接設定率や参加率も大幅に改善。「採用は変えられる」という確信が社内全体に広がった。
専門家と共に築く、“仕組みで再現する採用”の未来
社長は「採用を任せられたことで本業に集中できた」と語り、社員も採用活動に前向きに関わるようになった。それまで“社長だけの仕事”だった採用が、“全員戦”へと変わったのだ。
近年、RPO(Recruitment Process Outsourcing)の市場は急拡大している。
帝国データバンクによれば、2025年の国内RPO市場は前年比約120%成長の見込み。だが、多くの企業では依然として「求人原稿作成」や「スカウト送信」といった“作業委託”にとどまっているのが現実だ。
有村氏は、その現状に一石を投じる。「RPOは、単なる代行ではなく“経営課題を一緒に解くパートナー”であるべきです。
採用の専門家が入ることで、企業の視野が広がり、固定概念が崩れる。その瞬間が、採用が本当に変わるタイミングなんです。」

HITOTEMAのRPOモデルは、まさにこの考えを体現している。現場に寄り添い、言葉を翻訳し、仕組みを作る。それは「弁護士や税理士のように、採用にも専門家をつける」という新しい常識の始まりだった。
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株式会社Re.make(HITOTEMA事業部) 担当:有村聖也
メール:arimura@remake3.jp
公式サイト:https://remake3.jp/
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